はじめに
マイホーム購入は人生の中でも大きな決断です。
「家が欲しい」と思った瞬間、多くの方は物件探しから始めてしまいがちですが、実はその前にやるべき最も重要な準備があります。
それが 資金計画 です。
資金計画を立てずに進めてしまうと、以下のようなリスクが待っています。
- 想像以上に住宅ローンが負担になる
- 教育費や老後資金が不足する
- 生活費を切り詰めなければならない
この記事では、いわき市でマイホーム購入を考えている方に向けて、購入前に必ず確認すべき資金計画のポイントを詳しく解説します。
資金計画の基本は3本柱
資金計画を立てる際には、次の3つを軸に考えることが大切です。
- 自己資金(購入に必要な現金部分の準備)
- 住宅ローンの返済計画
- 将来を見据えた生活設計
① 自己資金の考え方
自己資金は「頭金」だけでなく、購入にかかる諸費用も含みます。
諸費用の目安
- 登記費用
- 仲介手数料
- ローン保証料
- 火災保険・地震保険
- 引っ越し費用
これらは物件価格の 7~10% が目安。
たとえば3000万円の住宅を買う場合、約200万円前後が必要となります。
👉 「頭金は必須」という考え方は今では弱まっており、むしろ 手元に資金を残すこと にメリットがあるとされています。大切なのは「購入後に余裕ある生活を続けられるかどうか」です。
② 住宅ローンの返済計画
住宅ローンは資金計画の中心となる部分です。
借入額より返済額を基準に
銀行が提示する「借入可能額」をそのまま信じて購入すると、生活が苦しくなるケースがあります。
大切なのは「返せる額」から逆算すること。
返済額の目安
- 年収の25%以内
- または手取り月収の30%以内
👉 年収500万円なら、年間返済は125万円(月約10万円)以内が安心の目安です。
金利タイプの選び方
- 固定金利:返済額が変わらず安心
- 変動金利:当初は安いが、将来金利上昇のリスクあり
いわき市は車社会で維持費もかかるため、余裕をもった返済額の設定が安心につながります。
③ 将来を見据えた生活設計
住宅ローンは最長35年に及ぶ長い契約です。
その間にライフスタイルは必ず変化します。
- 子どもの進学や教育費
- 車の買い替えや修繕費
- 老後の生活資金
👉 「今の年収で返せるか」ではなく、「10年後、20年後も余裕があるか」を基準にすることが大切です。
資金計画を立てる5つのステップ
- 現在の収入・支出を整理する
- 貯蓄から購入にまわせる金額を決める
- 無理なく返済できる毎月の額を設定する
- 金融機関で事前審査を受ける
- ライフプランと照らし合わせて最終調整する
低金利時代の資金計画の特徴
現在は超低金利時代。これにより資金計画の考え方も変わってきています。
- 借入にかかるコストが小さいため、手元資金を温存できる
- 教育費や老後資金に回す余裕が生まれる
- ただしローン総額は増えるため、シミュレーションは必須
👉 重要なのは「頭金をいくら入れるか」ではなく、全体として家計を安定させる計画を立てることです。
いわき市での資金計画の注意点
いわき市でマイホームを購入する際には、地域特性を踏まえた計画が必要です。
- 土地価格や建売相場:エリアによって大きな差がある
- 車社会:駐車場台数や将来の車維持費も考慮
- 自然災害リスク:地震や津波を考えた火災保険・地震保険を充実させる
地域に即した資金計画を立てることで、購入後の安心感が大きく変わります。
よくある失敗例
- 借入可能額いっぱいで購入してしまい、生活費が圧迫
- 諸費用を見落として現金が不足
- ボーナス返済に頼って将来不安定に
- 将来の教育費や老後資金を考慮せずに計画
👉 成功のポイントは「物件価格」だけでなく「暮らし全体のバランス」で考えることです。
まとめ
マイホーム購入は資金計画がすべての土台です。
- 自己資金と諸費用を事前に確認する
- 毎月返済は無理のない金額に設定する
- 将来の教育費や老後資金も視野に入れる
千信不動産では、物件探しと同時に「資金計画のご相談」も承っています。
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