アパートや貸家を所有されている大家さんの中には、
- 「建てた時から同じガス会社」
- 「前のオーナーから引き継いだ」
- 「特に問題ないと思っていた」
という理由で、長年同じプロパンガス会社を利用しているケースが多くあります。
ですが最近、賃貸のお客様をご案内している中で、
- 「ガス代が高い」
- 「基本料金が高額」
- 「冬場の請求がかなり高い」
- 「前の物件より明らかに高い」
という声を聞くことが増えています。
そして実は、
大家さん自身が“その問題に気づいていない”
ケースが非常に多いのです。
なぜなら、ガス料金を毎月支払っているのは入居者だからです。
プロパンガスは「自由料金」
都市ガスと違い、プロパンガスは公共料金ではありません。
つまり、
- 基本料金
- 従量単価
- 設備費
などを、各ガス会社が自由に設定できます。
そのため、同じ地域でも料金差がかなりあります。
入居者側は今、
「家賃+ガス代」
で物件を比較する時代になっています。
実は“ガス代が高い物件”は避けられやすい
最近のお客様はとてもよく調べています。
特に物価高の影響もあり、
- 電気代
- ガス代
- 水道代
など、毎月の固定費を重視する方が増えています。
つまり、
家賃が少し安くても、ガス代が高いと敬遠される
ということです。
大家さんは、
「家賃設定」
「リフォーム」
「外壁」
には気を配っていても、
ガス料金までは把握していない
というケースが本当に多いです。
「設備を入れているので変更できません」
昔から賃貸業界では、
- 給湯器
- 配管
- ガス設備
などを、ガス会社側が負担して設置することがありました。
その代わり、
- 長期契約
- 他社への切替が難しい
- 高めの料金設定
になっている場合があります。
ただ最近では、
「もう十分回収しているのでは?」
と思うような古い物件でも、
- 「撤去費用がかかる」
- 「配管撤去費が必要」
- 「違約金が発生する」
などと言われ、切替を諦めてしまう大家さんも少なくありません。
昭和築の物件でも“そのまま”になっていませんか?
例えば昭和50年代築のアパート。
数十年にわたり同じガス会社を使っているにも関わらず、
「まだ設備費が残っている」
ような説明を受けると、疑問を感じるオーナー様も多いと思います。
もちろん契約内容によって異なります。
ただ実際には、
- 契約書が残っていない
- オーナーチェンジで不明
- 昔の口約束
- 内容が曖昧
というケースも非常に多いのです。
そして、
“なんとなくそのまま”
になっている物件も少なくありません。
借主は毎月しっかり見ています
大家さんは直接払っていないため実感しづらいですが、
入居者は毎月、
- 基本料金
- 使用量
- 冬場の高額請求
を見ています。
すると、
- 「ここ高いな」
- 「更新どうしよう」
- 「次は都市ガスにしたい」
という気持ちにつながることがあります。
つまり、
ガス料金も空室対策の一部
になっている時代です。
実際には見直しできるケースもあります
「変更は無理だと思っていた」
という大家さんでも、
- 契約内容を確認したら問題なかった
- すでに償却期間が終わっていた
- 値下げ交渉に応じてもらえた
というケースもあります。
最近では、
- ガス料金比較
- オーナー向け診断
- 契約内容確認
を行っている会社もあります。
“昔からそのまま”を一度見直す時代
もちろん、すべてのガス会社が悪いわけではありません。
良心的で丁寧な会社もたくさんあります。
ただ一方で、
- 値下げ交渉に応じない
- 料金体系が不透明
- 切替を過度に牽制する
ようなケースがあるのも事実です。
だからこそ、
「今の内容は本当に適正なのか?」
を、一度確認してみることが大切だと思います。
まとめ
賃貸経営では、
- 家賃
- リフォーム
- 設備
だけでなく、
“毎月の生活コスト”
も重要な時代になっています。
そしてプロパンガスは、
大家さんが気づかないところで、
入居者満足度に影響している可能性があります。
もし、
- 長年見直していない
- ガス料金を把握していない
- 入居者から高いと言われた
- 空室が続いている
という場合は、一度契約内容や料金を確認してみても良いかもしれません。
「昔からそのまま」を見直すことが、
入居者満足や空室対策につながる時代になっています。
まとめ
今回の内容は、
実際に赤間自身が体験し、
「大家さんって、知らないところで損しているかもしれない」
と感じた出来事でした。