こんにちは。千信不動産（ちのぶふどうさん）の赤間です。
せっかく建てたばかりの新居。でも、人生には思いもよらぬ出来事があるものです。
「離婚することになった」「一緒に住むことがなくなったこの家、どうしよう…」
そんな状況に直面した方に、安心して次の一歩を踏み出していただけるよう、不動産の売却についてお話しします。
1. 離婚後に家を売るという選択肢
新居を建てたばかりのタイミングで離婚するケースは、近年増えています。
理由は様々ですが、共通するのは「家をどうするか」という大きな課題があること。
選択肢は主に3つです：
-
一方が住み続ける（名義変更やローン引継ぎ）
-
どちらかに譲る（財産分与）
-
売却して現金化する
この中で「売却して現金化する」方法は、最も公平かつ将来のトラブルを回避しやすい選択と言えるかもしれません。
2. 売却前に知っておきたい「名義」と「ローン」の話
●家の名義は誰？
-
単独名義（夫または妻）
→売却に際しては名義人の同意だけでOK。 -
共有名義
→二人ともが売却に同意しなければなりません。
●住宅ローンの名義も要注意
-
ローンが残っている場合は、売却代金で完済できるかどうかがポイントです。
-
オーバーローン（売却価格＜ローン残債）の場合は、足りない分をどうするか事前に話し合いが必要です。
3. 不動産を売却するまでの流れ
Step1｜不動産会社に相談・査定依頼
まずは信頼できる不動産会社に査定を依頼しましょう。
千信不動産では、プライバシーに配慮した個別相談が可能です。
Step2｜販売活動
掲載写真や説明文にも工夫が必要です。
「新築でまだまだキレイ」「設備も充実している」など、新居ならではの魅力をしっかり伝えます。
Step3｜買主との交渉・契約
離婚という背景は必ずしも説明義務があるわけではありませんが、「早く売りたい」場合など、事情によって価格交渉の余地も生まれます。
Step4｜引渡し・住宅ローンの清算
売却後にローンを完済し、差額を分けることで、金銭面での清算が可能になります。
4. 財産分与と売却益の分け方
新築住宅は多くの場合、高額な資産です。
売却後の利益（または損失）は、婚姻中に築いた共有財産として扱われ、基本的には半分ずつに分けます。
ただし…
-
頭金をどちらが多く出したか
-
親からの援助があったか
などにより、分け方が変わることもあります。
弁護士や司法書士など、専門家のアドバイスを受けながら進めるのが安心です。
5. 売却で後悔しないためのポイント
✅感情と現実を分けて考える
「こんな家、もう見たくない…」と思う反面、「大金を投じた家を手放すのは辛い」という気持ちも。
ですが、不動産は**“モノ”としての価値と流通性**を意識して判断しましょう。
✅納得のいく価格で売る
売り急ぐと価格が下がりやすくなります。
今すぐ売らなくてもいいなら、まずは相場を見てから行動するのも手です。
✅お互いに感情をぶつけない
離婚直後は特に、感情的になりやすいもの。
第三者（不動産会社や士業）をうまく間に立てることがスムーズな解決につながります。
6. よくあるご質問Q&A
Q. 住宅ローンが残っていても売れますか？
→はい、売却金額で完済できる見込みがあれば売却可能です。
Q. 相手と連絡を取りたくないのですが…
→千信不動産が間に入って調整いたします。個別対応が可能です。
Q. すぐに現金が欲しいのですが？
→買取サービスのご案内も可能です。スピード優先の方にも対応しています。
7. 千信不動産ができるサポート
いわき市を中心に多くの離婚後の売却相談をお受けしてきた当社だからこそ、
“気持ちに寄り添いながら、スムーズな売却”をお手伝いできます。
-
感情的なトラブルへの配慮
-
相続や名義の問題にも対応
-
内覧対応・写真の工夫
-
急ぎの方への即時対応
「こんなこと相談していいのかな？」と思うようなことでも、まずはご連絡ください。
8. まとめ｜家は人生の一部。手放すことで、新しい未来がひらけることもある
「せっかく建てた家を売るなんて…」と思われるかもしれません。
ですが、人生の選択には“前を向く勇気”が必要です。
いまの住まいを「資産」として見直し、
あなたがより自由に、より前向きに進むための一歩を千信不動産は全力で応援します。
